簿記１級合格者日商簿記１級に合格できたけど、いい就職先ないかな！
そんなお悩みを解決していきます。
ぶんぶんせっかく苦労して取ったから、転職に活かしたいですよね！
私も低偏差値高校卒業で、転職が上手くいかずアルバイターとして働いていたのですが、簿記１級の取得を期に大企業に就職できました。
今回は日商簿記1級が、転職にオススメな理由を解説していきます。
すでに簿記1級を取得した人、これからの転職で簿記1級がどれだけ転職に有利なのかを知って、転職活動を進めましょう。
今勉強している人は、この記事をモチベーションupにお使いください。
そして、簿記1級の勉強で身についたスキルを活かしましょう！
経理へ就職するなら簿記1級は超有利
「簿記1級はオーバースペック」という悪い風評がありますが、大企業の経理では、まったくそんなことはありません。
なぜなら、日商簿記1級の試験範囲のほとんどは、大企業の経理に必要な知識だからです。
簿記1級では、簿記2級で学ばなかった難易度の高い論点を網羅的に勉強していくことになります。
ぶんぶん日商簿記2級以下の資格とは比べ物にならないくらいの希少性があります。
日商簿記１級の範囲
簿記1級では、簿記の基本知識は当り前で、さらに専門的な会計のスキルを得ることができます。
- 会計基準の法令
- 連結決算の応用
- 意思決定会計
などの専門的スキルは、日本における企業すべての経理で通用する専門スキルです。
このような会計の専門スキルを身につけている人は、圧倒的に少ないため、希少人材として評価されます。
経理未経験の簿記1級持ちVS経理経験者
経理未経験の場合、経験者に比べると転職は難しいといわれます。
経理の仕事では、会計や税金に関する知識、PC操作スキルが必要です。
専門性の高い業務であるため、採用する側としても、経験者を優先して採用を行います。
経理の中途採用には２種類あります。
- 経験者採用：実務経験重視（即戦力）
- 未経験者採用：ポテンシャル重視（将来の幹部候補生）
日商簿記１級は確かに高レベルの簿記知識を持っていますが、即戦力とはなりません。
なぜなら経理の実務は、簿記の知識だけでなくシステムなど会社特有の会計処理を理解する必要があるためです。なので、経験者採用に応募すると実務経験ありの歴戦の経理マンと競い合うことになり、実務経験なしの場合には圧倒的に不利となります。
なので、応募はポテンシャル重視の未経験者採用の求人だけに絞って転職活動をする必要があります。
ただし、ポテンシャル重視の未経験者採用をしている企業に応募すれば、簿記1級の資格を取得している場合は、企業側からも一目置かれることでしょう。
企業は、簿記1級の難易度の高さを理解しているため、取得できれば「努力した証」としてアピールすることができます。
特に、20代、30代で簿記1級を取得し、ポテンシャル採用をしている会社であれば、採用される可能性も高いです。
ぶんぶん経理未経験の方は、ポテンシャル採用している会社に応募しよう。
経理以外でも簿記1級が転職で有利になる３つの理由
日商簿記1級は、経理以外の仕事へ転職する際にも役に立つことは間違いありません。
理由は以下の3つです。
- 知名度が高い
- 難易度が高い
- 汎用性が高い
知名度が高い
簿記の資格は、経理のみならず人事や営業部、総務部署の人にも知られている資格です。
そして簿記1級は、簿記の資格の中でも一番難しい資格であることも知られています。
正直なところ、ハイレベルと言われている税理士試験の科目合格より、日商簿記1級の知名度の方が高い状況にあります。
そのため日商簿記1級は、他の資格に比べて肩書としての効果が高いといえるのです。
資格の知名度が高くないと転職では評価されない
簿記の資格は、多くの企業に知られており、知名度が高いです。
一方、世の中には、簿記以外でもいろいろな資格があり、一部の人にしか知られていないような資格も多数あります。
そのような知名度が低い資格は、採用する側にとって、資格のレベル感もわからず評価しようがありません。
ぶんぶんやはり世の中で一番知名度が高い簿記の資格です。その中でも一番レベルが高い簿記1級は転職で有利です。
難易度が高い
簿記の資格には、他にも「全経簿記」「全商簿記」などありますが、一番難易度が高いのは、「日商簿記検定」です。
その中でも日商簿記1級は、簿記検定の中でも最高峰の資格で、最難関の資格と言われています。
簿記1級の合格率は10％程度であり、勉強時間は600～1000時間程度と、そう簡単に合格できないため、簿記1級保有者は少ないです。
そのため、「希少価値が高い資格」であると一般的にも評価されています。
日商簿記1級合格まで相当な努力をした人と周囲から評価されるため、転職でも有利になることは間違いありません。
ぶんぶん私も、日商簿記1級に合格して、たくさんの人に褒められましたよ。
汎用性が高い
簿記1級の資格は、営業部や人事部などの経理以外の部署でも評価されます。
例えば営業なら、社内交渉での説得力が増すことでしょう。
営業活動において自社の経営層の了承が必要な場合、財務の切り口も加わった説明ができると説得力が増して、社内を味方にしやすいためです。
経営層には、自社の財務状況を改善や向上させる役割があり、役割を果たすことに関連する話であれば、聞く耳を持ってもらいやすくなります。
もし簿記１級の勉強を通じて、正しく財務3表の構造を理解していれば、論理性のある説明ができるでしょう。
簿記の知識は経営層と会話するための前提知識であり、コミュニケーションのツールとして役に立ちます。
ぶんぶん「数字に強い」という印象を、周囲に与えることができれば、仕事も任せてもらいやすくなります。
まとめ
今回の記事の内容をまとめます。
- 未経験で経理へ転職するには、ポテンシャルを重視している「未経験者採用」の会社に応募する。
- 経理以外へ転職する際にも、日商簿記1級は「知名度」「難易度」「汎用性の高さ」があるため、就職に有利
経理への道へ進む方も、そうでない方でも、日商簿記1級は転職に有利な資格です。
日商簿記1級を取得済みの方は、新たなステージへステップアップされてください。
また、今まさに日商簿記1級を勉強しているという方は安心して勉強を継続していきましょう。
ぶんぶん明るい未来を目指して頑張りましょう！
簿記１級合格者ステップアップしていくぞ！
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