簿記1級受験生日商簿記1級のオススメの予想問題集ないかな。
今回は、そんなお悩みを解決していきます。
予想問題集は、日商簿記1級受験前の「最終仕上げ」という位置づけです。



私も簿記1級の受験生時代、予想問題集をひたすら繰り返すことで、日商簿記1級に合格することができました。
今回は、
- 予想問題集を解くことの重要性
- 予想問題集を解く前の注意点
- オススメの予想問題集
についての記事を書いていこうと思います。






予想問題集の重要性
ライバルたちも予想問題集を使っている
相対評価の試験において、「ライバルが解ける問題」を間違えることは致命傷になります。
日商簿記1級の受験生なら、予想問題集は必ず解いてくるはずです。
予想問題集に出た論点は、確実に正答しなければ、致命傷になるでしょう。
簿記1級のような、相対評価の試験において、ライバルの存在を意識しておくことは重要になってきます。
計算力が上がる
予想問題集では、本試験よりも難しい複雑な計算過程の問題も掲載されているため、計算力が上がります。
よく「本試験より難しいから解く必要がない」という意見がありますが、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
簿記1級は、会計士や税理士などの強敵も参加する試験のため、ある程度の計算力は必要になってきます。
あらゆる角度からの問題に対処できる力が付く
日商簿記1級は、直近の過去問だけやっていても、実力の伸びは頭打ちになります。
予想問題集では、直近の過去問にはなかった、あらゆる角度からの問題を解くことができるので、応用力が付くことは間違いありません。
実際に私も、理解していたつもりの論点でも、予想問題集を解くことで、新たな発見がたくさんありました。
簿記1級では、過去と同じような問題は出ないので、応用力が必要です。
予想問題集を解く前の注意点
基礎を理解できていることが前提
前述の通り、予想問題集は重要です。
しかし、基礎を理解できていなければ、解説を読んでも全く理解できないでしょう。
まずは、基礎となるトレーニング問題集を100%解けるようになってから挑戦すべきです。



焦りは禁物です。
自分に合ったレベルの予想問題集を解くことが重要
問題集は、今の自分に合ったものを選ぶことが大切です。
自分のレベルに合っていない予想問題集を選ぶと、時間の無駄になることがほとんどです。
「この問題を解いて、得られるものがあった」と思えるような問題集を選ぶのがベストです。




オススメの予想問題集
【初学者にオススメ】ネットスクールのズバリ的中完全予想模試
「ズバリ的中予想模試」は、数ある日商簿記1級の予想問題集の中でも、一番本試験に近い難易度です。
近年では「収益認識基準」が、日商簿記1級の範囲に追加されましたが、過去問だけでは対策が不十分です。
そこで、新論点の対策として予想模試を使って勉強する必要があります。
【経験者にオススメ】TACのあてる直前予想模試
TACの「あてる直前予想模試」は、過去問題集より少し難しく感じますが、やり切れば確実に力が付きます。
過去問の類題がたくさん載っているので、過去問題集の類似問題と比較しながら答え合わせすることをお勧めします。
予想模試を初見で合格点を取れるようになれば、合格レベルまで達していると思っても良いでしょう。
【時間がある人にオススメ】TACの網羅型予想問題集
網羅型問題集は、正直言って難しすぎます。
しかし、身に付ければかなり簿記の実力がつきます。
消化不良になる恐れがあるので、時間に余裕があれば挑戦してみてください。
最後に:予想問題集で確固たる実力を付けよう
予想問題集は、日商簿記1級検定の「最終仕上げ」です。
初めて解くときは、まったく歯が立たないかもしれませんが、繰り返し解いていくうちに必ず理解できるようになってきます。
ただ、基礎があってこその応用力なので、繰り返しといても理解できないという方は、もう一度だけ基礎に立ち返ることも大切です。
予想問題集を上手に使って、日商簿記1級検定の合格を目指しましょう。
私は、貴方の日商簿記1級検定合格を、心より応援しております。
最後までご覧いただきありがとうございます。














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