学生時代、もっと勉強しておけばよかった。
大人になってからも、私はその気持ちを持っていました。何かができないとき、昔の自分まで思い出してしまう。「あのころ勉強しなかったから」と、過去に理由を探していました。
お金を稼げるようになれば、気にならなくなるのか。私には、それだけでは埋まらないものがあるように思えました。
だから、資格の勉強を選びました。勉強して、難しいことに向き合って、一つの結果を出す。私自身がやり残したと思っていたことに、大人になってから取り組んでみたかったのです。
勉強が得意だったわけではありません
簿記3級で、私は4回不合格になりました。5回目で合格し、2級を経て、1級へ進みました。
1級では、講義の内容を理解できたつもりでも、過去問を開くと手が止まりました。勉強量を増やしても、思うように結果が出ない。自信を持って受けた試験でも、不合格になりました。
合格したのは4回目です。
振り返れば一行で書けますが、勉強していた当時は、その先に合格があるか分かりませんでした。いつまで続くのか、今のやり方でいいのか。一人で考え続けるのは、苦しかったと覚えています。
自信の根拠になったのは、続けた経験でした
合格できたことは、もちろんうれしかったです。資格を取るという目標があったから、続けてこられた面もあります。
それでも、今の自分を支えているものを考えると、合格通知の一瞬だけではありません。
分からない問題に戻ったこと。結果が出なくても、やり方を変えて勉強したこと。苦しくなったあとも、また取り組んだこと。そうした経験が、「自分も一つのことに向き合えた」という実感につながっています。
勉強ができなかった過去が消えたわけではありません。そのあとに積み上げた経験も、私の中に残っています。
何かに挑むとき、「あの勉強を続けた私なら」と思える。その根拠が一つできたことを、今も大事にしています。
合格を目指す気持ちは、外したくありません
過程が自信につながったと書くと、「続けさえすれば、結果はどちらでもいい」と聞こえるかもしれません。
私は、合格したかったです。実際に不合格になったときは、つらかった。「頑張ったから十分」と言われても、それだけでは納得できなかったと思います。
だから、簿記1級の伴走でも、合格という目標を大切にします。勉強を続けることに加えて、理解できていないところや、問題を解くときに止まるところを確かめる。うまくいかない方法は見直す。結果へ近づくために、やることを考えていきたい。
一度の結果で、その人の全部が決まるとは思いません。それと、本人が望む合格をきちんと目指すことは、両方大事にしたいのです。
自分を支えるものを、少しずつ増やしたい
資格を取れば、何もかも解決するとは思っていません。
私が考えているのは、「自分にはこれがある」と思えるものを、人生の中に増やしていくことです。仕事、勉強、その先の挑戦。自分が時間をかけて向き合ったものが、一つずつ残っていく。
私にとって、簿記1級への挑戦はその一つでした。
資格がすべての人に必要だとは思いません。ただ、学生時代の勉強に後悔がある人にも、何かを成し遂げたいと思っている人にも、大人になってから勉強する道があることは伝えたいです。
遠回りに見える選択でも、自分が納得するためには意味がある。私は、そう感じています。
伴走で用意したいこと
私自身が、誰かに伴走してもらえばもっとよかったかは、分かりません。
その経験を確かめることはできませんが、一人で苦しかった記憶はあります。だから今度は、迷ったときに状況を話し、次に取り組むことを一緒に考えられる場所を用意したいと思っています。
簿記1級の合格伴走では、初回に学習状況を聞いて計画を作り、月1回の面談とLINEでの質問を通じて、学習を支えています。
すでに簿記1級を目指していて、今の進め方に迷っている方は、合格伴走の内容をご覧ください。無料面談では、今の学習状況をうかがい、伴走が合うかも含めてお話しします。
合格へ向かう時間が、その先の自分を信じる経験にもなるように。私は、その両方を大切にしていきたいです。

