「証券アナリスト1次って、何を使って勉強すればいい?」「市販の問題集は必要?」——そんな方へ。
第1次レベルに合格した私が、証券アナリスト1次のおすすめ教材と、その使い方を、実体験をもとに整理します。結論から言うと、まず過去問で出題の実像をつかみ、わからない論点を協会の通信講座テキストで深く理解するのが効率的で、市販教材は補助という位置づけです。
- 教材の中心は 協会の通信講座テキスト(受験の前提で必須)。ただし最初から通読するのはおすすめしない
- 最初にやるべきは過去問。出題の実像をつかんでからテキストに向かう
- 市販の問題集は、苦手科目の演習量を足す“補助”
- 計算の多い 証券分析は電卓の使い込みが効く

最初にやるべきは「過去問」
証券アナリスト1次は、テキストを読み込むより先に、まず過去問に目を通すのがおすすめです。実際にどんな問題が、どんなレベル感で出るのかを先に知っておくと、その後のテキストの読み方が変わります。
- 証券分析は計算問題が中心=解き方のパターンを反復で体に入れる
- 似た問題が形を変えて出るので、過去問の演習が得点に直結する
- 過去問で出題の実像をつかむ → わからない論点をテキストで深く理解する、の順で回す
「ここが問われるんだ」とアタリをつけてからテキストを読むのと、何も知らずに最初から通読するのとでは、吸収効率がまったく違います。テキストを読むだけ・眺めるだけでは、本番の計算スピードにも追いつきません。
協会の通信講座テキストは「理解を深める」辞書として使う
証券アナリスト1次は、そもそも協会の通信講座を受講しないと受験できません。つまり、通信講座のテキストは受験の前提で必須の教材です。
ただし、このテキストは 試験範囲を網羅的にカバーしているぶん情報量が多く、最初から通読するのはおすすめしません。私のおすすめは、過去問を解いていて「わからない」「理解があいまい」と感じた論点が出てきたときに、そこだけをテキストで深く理解しに行く、という辞書的な使い方です。網羅性の高さは、範囲を全部読むためではなく、理解を深めるフェーズでこそ活きます。
ぶんぶんいきなりテキストを最初から読もうとすると、情報量の多さに挫折しやすいよ。先に過去問で「試験の実像」をつかんでから、わからない所だけテキストで深掘りするほうが、断然効率がいい。
市販の問題集の使いどころ
市販の問題集や参考書は、必須ではありませんが、うまく使えば補助になります。
- 苦手な科目の演習量を足したいとき
- テキストの説明だけでは理解しづらい論点を、別の切り口で読みたいとき
- 本番形式の演習を増やしたいとき
ただし、あれもこれも手を広げると、どれも中途半端になりがちです。基本は「通信講座テキスト+過去問」を軸にして、市販教材は“足りない部分を補う”くらいの位置づけがおすすめです。
科目別の教材の使い方
3科目は性格が違うので、教材の使い方も少し変えると効率的です。
| 教材 | 位置づけ | 使い方 |
|---|---|---|
| 過去問 | 最優先(まずここから) | 出題の実像をつかみ、解き方のパターンを反復して体に入れる |
| 協会の通信講座テキスト | 必須(受験の前提) | 過去問でわからなかった論点だけを辞書的に深く理解する |
| 市販の問題集 | 補助 | 苦手科目の演習量を足す |
| 電卓 | 道具 | 計算の多い証券分析で時短の武器になる |
特に配点の大きい 証券分析(170点)は計算演習の量がものを言います。財務分析は簿記の知識が活きるので、簿記を学んだ人はテキスト+過去問でスムーズに進みます。経済は用語と基本の考え方をテキストで押さえるのが中心です。
独学+AIという選択肢
最近は、通信講座のテキストと過去問に、AIを組み合わせて独学的に進める方法もあります。分からない論点をAIに質問して補う、という使い方です。
私自身、この「通信+AI」のスタイルで1次に合格しました。詳しいやり方は別の記事にまとめているので、独学寄りで進めたい方は参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
- 証券アナリスト1次は何を使って勉強すればいいですか?
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まず過去問で出題の実像をつかみ、わからない論点を協会の通信講座テキストで深く理解する、という順番がおすすめです。テキストは受験の前提で必須ですが、範囲を網羅的にカバーしているぶん、最初から通読するより、過去問で土地勘をつかんでから辞書的に使うほうが効率的です。市販の問題集は、苦手科目の演習量を足す補助として使いましょう。
- 市販の参考書や問題集は必要ですか?
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必須ではありません。基本は通信講座テキスト+過去問で合格を狙えます。ただし、苦手科目の演習を増やしたい、別の切り口で理解したい、というときには市販教材が補助になります。手を広げすぎない範囲で使いましょう。
- 過去問は何年分やればいいですか?
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できるだけ多くの年度を、解けるようになるまで繰り返すのが理想です。証券アナリスト1次は似た問題が形を変えて出るため、過去問の反復が得点に直結します。1周で終わらせず、間違えた問題を中心に何周も回しましょう。
- 電卓は必要ですか?
-
計算問題の多い証券分析では、電卓を使い込むことが時短の武器になります。本番で慌てないよう、普段の演習から同じ電卓で操作に慣れておくのがおすすめです。
- 簿記の知識は教材選びに関係しますか?
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財務分析の科目では、簿記の知識がそのまま活きます。簿記を学んだ人は、財務分析のテキスト+過去問をスムーズに進められるので、その分の時間を証券分析などに回せます。
まとめ:過去問を先に、テキストは理解を深める辞書として
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 教材の中心は協会の通信講座テキスト(受験に必須)だが、最初から通読するのはおすすめしない
- 最初にやるべきは過去問。出題の実像をつかんでから、わからない論点をテキストで深く理解する
- 市販教材は、苦手科目を補う“補助”として使う
- 証券分析は計算演習+電卓、財務分析は簿記の知識が活きる
- 通信+AIで独学寄りに進める選択肢もある
教材は、増やすことより“順番と使い方”が大事です。まずは過去問で出題の実像をつかみ、わからない論点だけをテキストで深く理解する。必要なところだけ市販教材で補いましょう。
証券アナリスト(CMA)1次は、丸暗記でなく本質・途中式・意味まで噛み砕いて進めば、数字が苦手でも十分に狙えます。私も数学が苦手なところからAIを道具に使って一発合格しました。
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