証券アナリストとCFAの違いは?どっちを取るべきか1次合格者が解説

証券アナリストとCFAの違いは?どっちを取るべきか1次合格者が解説のアイキャッチ

「証券アナリスト(CMA)とCFAって何が違うの?」「どっちを取ればいい?」——そんな方へ。

証券アナリスト第1次レベルに合格した私が、日本のCMAと、グローバル資格のCFAの違いを、公式情報をもとに整理します。結論から言うと、国内で働くならCMA、外資・グローバルを目指すならCFAが基本の考え方です。※私はCMAの1次合格者で、CFAは保有していません。CFAの内容は調べた情報にもとづく整理です。

この記事の結論
  • CMA=日本語・日本証券アナリスト協会/CFA=英語・CFA協会(グローバル)
  • CMAは1次2次+科目合格制で、働きながら段階的に取りやすい
  • CFAはLevel1〜3の一括合格制で、全て英語の難関
  • 国内の金融なら CMA、外資・グローバルなら CFA
証券アナリスト(CMA)とCFAの比較表。認定団体はCMAが日本証券アナリスト協会、CFAがCFA協会(米国)。試験の言語はCMAが日本語、CFAはすべて英語。試験の構成はCMAが1次(3科目)+2次、CFAはLevel1・2・3。科目合格はCMAはあり(段階的)、CFAはなし(一括合格)。強いフィールドはCMAが国内の金融、CFAが外資・グローバル。国内の金融ならCMA、外資・グローバルならCFAで、CMAの知識はCFAの土台になる
目次

CMAとCFAの違い(一言でいうと)

どちらも「証券アナリスト」の資格ですが、いちばんの違いは“どこで戦う資格か”です。

CMAは日本の資格で、試験は日本語。国内の金融機関や事業会社で、日本市場を分析するのに実用的です。いっぽう CFAはグローバルな資格で、試験は全て英語。外資系や海外の運用など、国際的な金融の世界で評価されます。

ぶんぶん

ざっくり言うと、CMAは『日本語で・日本市場を』、CFAは『英語で・世界を』見る資格。目指す舞台が国内か海外かで、選ぶ資格が変わるんだ。

項目で比較(構成・難易度・キャリア)

2つの資格を、主な項目で比べてみます。

項目証券アナリスト(CMA)CFA
認定団体日本証券アナリスト協会CFA協会(米国・グローバル)
試験の言語日本語すべて英語
試験の構成1次(3科目)+2次Level 1・2・3の3段階
科目合格1次は科目ごとに合格できる各Levelを一括合格(科目合格なし)
強いフィールド国内の金融・企業分析外資・グローバル金融
同じ「証券アナリスト」でも、言語・構成・活躍の場が違う

大きな違いは、試験の言語と合格の仕方です。CMAは日本語で、1次を科目ごとに合格できるので、働きながら段階的に進められます。CFAは全て英語で、各Levelを一括で合格する必要があり、その分ハードルが高くなります。

難易度はCFAのほうが高い

難易度は、総じてCFAのほうが高いといわれます。

  • 全て英語で受ける必要がある(英語力が前提)
  • Level1〜3を一括合格で積み上げる(科目合格でごまかせない)
  • 特にLevel3は記述(エッセイ)もあり、負担が大きい

いっぽうCMAは、日本語で・科目合格制なので、日本の受験者にとっては取り組みやすい資格です。まずCMAで基礎を固めてから、CFAに挑戦する人もいます。

試験範囲はかなり重複している

意外に思われるかもしれませんが、CMAとCFAの試験範囲は、かなり重なっています。

特に 経済・コーポレートファイナンス・株式・債券・デリバティブ などは、両者でほとんど同じ内容が扱われます。そのため、CMAで学んだ知識は、CFAに進むときの土台としてそのまま活きます。言語(英語)の壁はありますが、内容そのものはゼロからではありません。

どっちを取るべき?(目的別)

目的から選ぶのが、いちばん失敗しません。

  • 国内の金融機関・事業会社で働く・目指す → CMA
  • 外資系・海外の運用・グローバルなキャリア → CFA
  • まず基礎を日本語で固めたい → CMAから入り、必要ならCFAへ

多くの日本の受験者にとっては、まずCMAで基礎と実用性を押さえるのが現実的です。そのうえで、グローバルを本気で目指すならCFAに挑戦、という順番が無理がありません。

よくある質問(FAQ)

証券アナリスト(CMA)とCFAはどちらが難しいですか?

総じてCFAのほうが難関といわれます。全て英語で受験する必要があり、Level1〜3を一括合格で積み上げる方式で、特にLevel3は記述もあります。CMAは日本語・科目合格制のため、日本の受験者には取り組みやすい資格です。

CFAは英語ができないと無理ですか?

CFAは試験が全て英語なので、英語力が前提になります。金融の専門用語を英語で読み書きする力が必要です。英語に不安がある場合は、まず日本語で受けられるCMAから始めるのが現実的です。

CMAとCFAは両方取る意味がありますか?

あります。試験範囲がかなり重複しているため、CMAで学んだ知識はCFAの土台になります。国内での実用性(CMA)とグローバルな評価(CFA)を両方得られるので、外資・海外を目指すなら両方持つ価値があります。

国内で働くならどっちですか?

国内の金融機関や事業会社で働く・目指すなら、日本語で受けられて日本市場に即したCMAが実用的です。CFAは外資系や海外の運用など、グローバルなキャリアで特に評価されます。

CMAからCFAに進めますか?

進めます。試験範囲が重なっているため、CMAで基礎を固めてからCFAに挑戦する人もいます。ただしCFAは全て英語なので、内容の土台に加えて英語力の準備が必要になります。

まとめ:国内ならCMA、グローバルならCFA

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • CMA=日本語・日本証券アナリスト協会/CFA=英語・CFA協会(グローバル)
  • CMAは1次2次+科目合格制で働きながら取りやすい
  • CFAはLevel1〜3の一括合格制で、英語の難関
  • 試験範囲はかなり重複(CMAの知識はCFAの土台になる)
  • 国内の金融ならCMA、外資・グローバルならCFA

CMAとCFAは、どちらも「証券アナリスト」の資格ですが、戦う舞台が違います。まずは目的に合ったほうから、無理のない順番で挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

偏差値40の高卒。社会に出てから発達障害と診断され、人生を変えようと簿記に挑戦するも、3級で4回不合格と挫折続き。それでも諦めずコツコツ続けた結果、簿記の最高峰・日商簿記1級(4回目で合格)と全経簿記上級に合格。2026年6月には証券アナリスト(CMA)第1次試験にも一発合格しました。

「低偏差値でも、コツコツ続ければ受かる」を信条に、簿記1級・証券アナリスト・財務分析の勉強法と合格体験を、このブログとKindle書籍で発信しています。

資格:日商簿記1級/全経簿記上級/証券アナリスト(CMA)第1次レベル試験 合格(2026年6月)

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