「証券アナリスト1次は独学で合格できる?」「予備校に通わなくても受かるの?」——そんな方へ。
先に正直に言うと、私自身は独学ではなく通信講座+AIで合格しました。でも、独学で受かる人がいるのも事実です。この記事では、独学で合格できるのか・向き不向き・独学で狙うなら何をすべきかを、実体験をふまえて正直に解説します。
- 独学でも合格は可能。ただし範囲が広く“向き不向き”がある
- 合否を分けるのは 過去問の反復と「分からない所を潰せるか」
- 私は独学ではなく通信+AI。独学に限界を感じたら切り替えも正解
まず結論:独学でも合格は可能。ただし向き不向きがある
証券アナリスト1次は、独学でも合格できます。範囲は広いですが、出題はパターン化されていて、過去問で対策できるからです。各科目の合格率はおおむね50%前後で、極端に狭き門というわけでもありません。
ただし、独学は質問ができないぶん、詰まったときに止まりやすいのが弱点です。だからこそ、独学で受かるかどうかは「向き不向き」がはっきり出ます。
正直に言うと、私は「独学」ではなかった
この記事を書く以上、正直に書きます。私は通信講座(LEC)と協会テキスト、AI、過去問を組み合わせて合格しました。だから「独学だけで受かった」とは言えません。むしろ、独学の限界を経験した側です。
ぶんぶんそもそも証券アナリストを受けたのは、コーポレートファイナンスを市販の本で“独学”してたら理解できない所が多くて、『体系的に学べる資格でやろう』と思ったのがきっかけ。独学のしんどさは身をもって知ってるよ。
証券アナリスト1次が独学でも狙える理由
「私は独学じゃなかった」と言いましたが、独学でも十分に狙えます。その理由はこうです。
- 出題のパターンが過去問に凝縮されている
- 科目ごとに区切って対策できる
- 市販の教材や過去問が手に入る
- 分からない所をAIで補える(今の時代の大きな強み)
独学のメリット・デメリット
独学を選ぶ前に、良い面と大変な面を正直に整理しておきましょう。
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 費用を大きく抑えられる/自分のペースで進められる/場所を選ばず勉強できる |
| デメリット | 範囲が広く迷子になりやすい/質問できず詰まると止まる/モチベ維持が難しい/情報の取捨選択に手間がかかる |
いちばんのメリットは費用。いちばんの壁は「迷子になりやすさ」と「詰まったときに止まること」です。ここを自分で乗り越えられるかが分かれ目になります。
独学が向く人・向かない人
身もふたもないですが、独学は向き不向きがはっきりします。
独学が向く人
- 自分で計画を立てて、最後まで続けられる
- 分からない所をAIや書籍で自力解決できる
- 簿記など、会計・金融の基礎がある
- とにかくコストを抑えたい
独学が向かない人
- 一人だとついサボってしまう
- 詰まると、そこから先に進めなくなる
- 数式アレルギーが強い
- できるだけ最短・効率で受かりたい
独学でそろえる教材(最低限のセット)
独学でいくなら、必要なものはシンプルです。あれこれ買うより、これだけを使い倒す方が受かります。
- 体系的にまとまった市販のテキスト(メインの軸を1冊)
- 過去問(出題パターンを体に入れる中心教材)
- 日本証券アナリスト協会のテキスト(最後の裏取り用)
- AI(ChatGPT。分からない所の質問・深掘り用)
- (任意)予備校の模試(本番のリハーサル)
ポイントは、メインの教材を1つに絞ること。新しい教材を増やすほど、独学は迷子になります。
独学で合格を狙うなら【3つの工夫】
独学でいくなら、次の3つを押さえると、合格にぐっと近づきます。
体系的な教材を1つ、軸に決める
あれこれ手を広げず、メインの教材を1つに決めて繰り返します。広げるほど迷子になります。
過去問を反復する(年数より周回数)
出題パターンを体に入れるのが合格の近道。少ない年数でも3〜4周する方が力になります。
分からない所はAI+公式テキストで潰す
AI(ChatGPT)に教材の本文を貼って解説させ、最後は協会テキストで裏取り。独学最大の弱点“質問できない”を補えます。
過去問の具体的な回し方は、別記事に詳しくまとめています。
独学でつまずきやすいポイント
独学で特に詰まりやすいのが、数式がからむ証券分析(Ⅰ)と経済(Ⅲ)です。私も経済は初見で約53%しか取れませんでした。
対策は、数式を「なぜそうなるか」から理解し、あとは過去問で反復すること。分からない所はいったん飛ばして先に進み、後で戻るのもコツです。私はこのやり方で、経済を直前には80%超まで底上げできました。
独学に限界を感じたら(通信講座・AIという選択肢)
独学にこだわって時間を溶かすより、通信講座やAIに頼るのも立派な戦略です。私自身、市販本の独学で詰まって資格(通信講座)に切り替えたからこそ、合格に近づけました。



独学から通信に切り替えるのは、負けた感じがして抵抗があります…



わかるよ。でも目的は『受かること』であって『独学を貫くこと』じゃないよね。僕も切り替えてよかったと思ってる。お金より、合格までの時間を優先しよう。
特に社会人は、お金より時間が貴重です。独学に限界を感じたら、迷わず切り替えてOK。勉強法の全体像(通信+AIの使い方・スケジュール)は、合格体験記にまとめています。
よくある質問(FAQ)
- 証券アナリスト1次は独学で合格できますか?
-
可能です。ただし範囲が広く、向き不向きがあります。過去問の反復とAIの活用で、独学でも十分に狙えます。私自身は通信講座+AIで合格しました。
- 独学だと勉強時間はどのくらい必要ですか?
-
人によりますが、独学・初学者ほど長めに見積もるのが安全です。私は働きながら約1年でした。数字が苦手なぶん、理解に時間をかけました。
- 簿記の知識がないと独学は厳しいですか?
-
簿記1級レベルがあると財務分析がぐっと楽になります。なくても独学は可能ですが、その分だけ時間がかかると考えておきましょう。
- 独学とAIだけで受かりますか?
-
基礎の理解と過去問の反復ができれば近づきます。ただしAIは間違うことがあるので、最後は必ず公式テキストで裏取りしてください。
- 独学に向いていないと感じたらどうすれば?
-
通信講座に切り替えるのも正解です。私も独学に限界を感じて通信を使いました。お金より時間を優先する発想が大事です。
まとめ:独学でも狙えるが、“詰まりを潰せるか”で決まる
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 証券アナリスト1次は独学でも合格可能。ただし向き不向きがある
- 合否を分けるのは過去問の反復と、詰まりを自力で潰せるか
- 教材は1つに絞り、AI+公式テキストで分からない所を解決する
- 数式がからむ証券分析・経済はつまずきやすい(理解→反復で突破)
- 独学に限界を感じたら、通信講座への切り替えも正解
独学は「安く・自分のペースで」進められる一方、止まりやすさとの戦いです。自分に合うやり方を選んで、無理なく合格をつかみましょう。



独学・通信・AIをどう組み合わせて合格したかは、Kindle本『数字が苦手でも一発合格 証券アナリスト1次』に全部書いたよ。働きながら一発合格した過程をまとめたから、よかったらどうぞ。








