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【日商簿記1級ホルダーが教える】過去問の重要性!おすすめの過去問題集もご紹介!

簿記1級受験生

簿記1級のお勧めの過去問とかないかな。

簿記1級受験生

いろいろな種類の過去問があって分からないよ。

そんなお悩みを解決していきます。

ぶんぶん

日商簿記1級の勉強において過去問選びは超重要です。

私は簿記1級受験生の頃、過去問を30回分以上遡って勉強した経験があります。

その時の感覚として、過去問は、

  • 自分のレベルにあった過去問選び
  • 過去問の使い方

が非常に重要だと感じました。

今回は、①の「その時の自分に合ったレベルの過去問選び」に焦点を当てたいと思います。

この記事を読めば、過去問の重要性と、あなたにオススメの過去問が分かります。

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目次

私にはどの過去問がいいの?

合格するための過去問題集誰でも解ける過去問題集講師が選んだ過去問題集日商簿記1級 過去問題集
出版社TACネットスクールネットスクール大原
収録回数14回分
8回+税理士と会計士試験の改題10回
概要問題別の攻略ポイントを整理してあるので、直前期の確認に必要な1冊。
●本書の特徴は以下のとおりです。
・過去14回分(第149回~第168回試験)の過去問題を収載
・TAC現役講師陣による解説、「解答への道」で理解力大幅アップ
●最新の会計基準(収益認識基準など)や出題区分などの改定にもキッチリ対応済み
 (商会)総合問題を個別問題に変換して解くことで、得点力UP!
解きやすいから途中でつまづくことなくサクサク進める! ! !

(工原)総合問題をステップアップ式に分解!
本試験の問題がいきなり解けなくても、段階的に難易度が上げながら問題をチャレンジできるよう、実際の問題を分解させて解くパートを設けています。
資料や設問の意味を読み取る力が自然と身に付きます!
・『日商簿記1級だれでも解ける過去問題集』の続編として総合問題特有の解き方を身につけることができる!
・講師が選んだ良問を集中的に解くことで得点力アップにつながる!!
・合格するために得点してほしい箇所と得点しなくてもよい箇所を明確にしているから合格点の取り方がわかる!!!
・異なる切り口の問題を多数収載しているから合格に必要な確たる力が身につく!!!!
★分かりやすい解説で、しっかり理解!
解説には、図解を多数掲載しています。
補足説明も充実しているので、問題を解く → 採点するだけでなく、問題の理解が深まります。

★予想配点表記とチェックシートで、苦手項目がすぐわかる!
解答後の得点を記入できる2回分のチェックシートも付いており、これを使えば苦手な項目を一目で確認できるので、効率的に復習することができます。
使用した感想解説もビッシリ書かれており、完璧に仕上げたら合格ラインに立つことができます。ただ、初学者には解説がやや難しく感じるかもしれません。初学者にはオススメの問題集。ヨコ解きなので苦手な部分が良く分かります。ただ、この問題集のみで合格レベルに達するのは難しいでしょう。異なる切り口の問題が収録されているため、応用力がつきます。解くべき箇所と捨てるべき箇所が明確なので、得点の仕方が分かります。解説が簡潔に書かれており、見やすいです。逆に言うと、若干あっさりしているため、しっかり理解したい人には合わない可能性があります。
引用元:Amazon.co.jp : 日商簿記1級問題集

日商簿記1級の過去問題集には、主に上記4種類あります。

しかし、過去問選びには、

  1. 勉強が得意か不得意か
  2. 簿記1級の基礎の理解度

によって過去問を変える必要があると、私は考えます。

初学者にオススメの過去問は「誰でも解ける過去問題集」

初学者の方や勉強が不得意な方は、解答解説を理解することができない恐れがあるので、「誰でも解ける過去問題集」がお勧めです。

私は簿記1級を始めたての頃、「誰でも解ける過去問題集」から始めました。

商業簿記・会計学に関しては、ヨコ解きで本試験レベルの個別問題集のように使えるので、初学者でもとっつきやすいです。

ぶんぶん

ただ、初学者であっても、勉強慣れしている人なら、いきなり「合格するための過去問題集」に入っても問題ありません。

また、工業簿記・原価計算に関しては、段階的に難易度が上げながら問題をチャレンジできるようパートが分かれているため、資料や設問の意味を読み取る力が付きます。

「誰でも解ける過去問題集」は、「合格するための過去問題集」に入る前の慣らしとして使うことができます。

受験経験者にオススメの過去問は「合格するための過去問題集」一択

結論から言うと、受験経験者には「合格するための過去問題集」がおすすめです。

「合格するための過去問題集」は、

  • 過去問の収録回数
  • 解答解説の厚み
  • 最新の会計基準や出題区分などの改定への対応

どれを取ってもナンバーワンです。

日商簿記1級の試験に合格するには、「合格するための過去問題集」を完璧にこなせるくらいの実力は必須です。

この問題集を完璧に理解することができれば、かなりの実力がつきます。

時間があれば中古で古い過去問を購入するのもアリ

過去問はやればやるだけ力が付きます。

私も14回分の過去問しかやらなかった時と、30回分以上の過去問をこなした後では、得点が大幅にアップしました。

商業簿記会計学工業簿記原価計算合計
第162回(過去問14回分)10点8点2点8点28点
第164回(過去問28回分)15点10点16点14点55点
第165回(過去問30回分以上)10点18点22点18点68点
第167回(過去問30回分以上)18点20点16点16点70点
簿記1級受験生

過去問をやればやるだけ伸びて行ってるね。

ぶんぶん

本当に過去問で力が付きました。

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過去問に関するQ&A

Q.過去問を解くタイミングが分からない。

簿記1級の過去問を解くときには、まずテキストと問題集をある程度理解した上で挑戦することが大事です。

基本問題集やテキストだけでは、基礎の完璧な理解をすることは難しいので、ある程度問題集を回したら、過去問に入ってもいいです。

ただ、過去問と基本問題集の間には、大きな隔たりがあるので覚悟して挑みましょう。

Q.過去問が分からない時はどうすればいいの?

まずは、「過去問がなぜ分からなかったのか」を分析します。

  • 基礎が理解できていない⇒テキストや基本問題集に戻る
  • 問題文が難しい⇒解説を見る

すぐに解説を見るのではなく、「どう計算したら、この答えになるのか」を、自分なりに考えてみてください。

それでも分からなければ、解説を見て、基礎の理解ができていないと判断したら、テキストや基本問題集に戻ってみるというのも大切です。

Q.よく「基礎を完璧に」って言うけど、それなら過去問ってやらなくていいんじゃない?

「基礎を完璧に」というのは間違っていないのですが、基本問題ばかり解いていても基礎は身に付きません。

過去、本試験に出た応用問題を解いていても、基本的な部分の発見があったります。

過去問にある解説を、自分なりに嚙み砕いて消化することで、基礎も身に付いていきます。

私が使っていた過去問題集

【ネットスクール】誰でも解ける過去問題集

初学者にはオススメの問題集だと思いました。

過去問とテキストやトレーニング問題との隔たりがあるため、過去問を見て挫折してしまう人も少なくありません。

そこで、過去問をヨコ解きできる「誰でも解ける過去問題集」がお勧めです。

日商簿記1級では、合格者が必ず解いてくるであろう『基礎的な問題』を確実に取ることが大切になってきます。

「誰でも解ける過去問題集」には、”確実に取るべき基礎的な問題”が、過去問を改題して掲載してあるため、初心者でもとっつきやすいです。

ただ、この問題集のみで合格レベルに達するのは難しいと思われます。

ネットスクール】講師が選んだ過去問題集

もう1つ初学者にオススメの過去問は、「講師が選んだ過去問題集」です。

本試験には、ほとんどの受験生が解けないような難しい問題も存在します。

そこで、講師が選んだ良問が寄せ集められた過去問題集が「講師が選んだ過去問題集」です。

合格するために得点してほしい箇所と得点しなくてもよい箇所を明確にしているため、合格点の取り方がわかります。

異なる切り口の問題が収録されているため、応用力もつきました。

予想問題集に近い過去問題集という印象です。

【TAC】合格するための過去問題集

過去14回分の過去問が掲載してある「合格するための過去問題集」がオススメです。

過去14回分の過去問を、しっかり解けるようにならないと、本試験ではお話にならないからです。

ぶんぶん

解説もビッシリ書かれており、完璧に仕上げたら確実に力がつきます。

ただ、初学者には解説がやや難しく感じるかもしれません。

もし、14回分の過去問が難しく感じるのなら、「誰でも解ける過去問題集」で、ある程度過去問になれてから、この問題集に挑戦すると良いでしょう。

【大原】日商簿記1級 過去問題集

解説が簡潔に書かれており、見やすいです。

しかし、逆に言うと、解説が若干あっさりしているため、しっかり理解したい人には合わない可能性があります。

10回分も本試験問題が掲載していおり、総仕上げに最適ですが、14回分掲載されているTACの「合格するための過去問題集」と比べると目劣りします。

【TAC】パターンでマスター過去問題集(工原)

私は、中古で「パターンでマスター過去問題集(工原)」で、工業簿記・原価計算の力をつけたいと思い購入しました。

商業簿記・会計学は、会計基準がコロコロ変わるので、昔の本試験問題集が役に立ちません。

しかし、工業簿記・原価計算に関しては「会計基準の改定」がないため、昔の過去問題集が有用です。

論点ごとにまとめられているので、苦手分野の抽出ができます。

最後に:過去問をたくさん解いて実力をつけよう

私は過去問をたくさん解くことで簿記1級の実力が付きました。

基本問題集と過去問題集には隔たりがあるので、最初はなかなか解けないかと思います。

しかし、本記事でご紹介した通り、

  • 初学者には「誰でも解ける過去問題集」
  • 経験者には「合格するための過去問題集」

というように、段階を踏んでいけば、勉強が苦手な方でもスモールステップでステップアップできるかと思います。

是非、本記事を参考にして、日商簿記1級合格を目指されてください。

私は、あなたの日商簿記1級合格を心より応援しております。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

低偏差値高校卒業し、社会に出て『発達障害』と診断される。
人生逆転させるため心機一転、日商簿記検定に挑戦するが、簿記3級に4回落ちて絶望。
諦めず挑戦した結果、簿記の最高峰の『日商簿記1級』と『全経簿記上級』に合格する。

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