簿記1級 試験当日の持ち物・流れ・注意点|4回受験者が当日のリアルを解説

「簿記1級の試験当日、何を持っていけばいいの?」「電卓って何でもいいの?」——そんな方へ。4回受験して当日の緊張も失敗も味わい尽くした私が、試験当日の持ち物・流れ・注意点をリアルにまとめます。特に電卓は、ルールを知らずに持っていくと“使えない=本番で詰む”こともある重要ポイント。前日の準備から試験後まで、当日に焦らないための情報を一気にお伝えします。

目次

まず結論:試験当日の必須持ち物

最低限、これだけは絶対に必要です。

  • 受験票
  • 電卓(またはそろばん。1台のみ)
  • 顔写真つきの身分証明書
  • 筆記用具(HB・Bの黒鉛筆かシャープペン、消しゴム)

それぞれの注意点を順に見ていきます。

試験当日の持ち物【チェックリスト】

持ち物の中身を、もう少し詳しく確認します。

  • 受験票:事前に印刷して持参します。会場や注意事項も書かれているので必ず目を通しましょう
  • 電卓:計算機能だけの電卓を1台。詳しいルールは次の章で
  • 身分証明書:運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・学生証・社員証など、氏名・生年月日・顔写真の3点が分かるもの
  • 筆記用具:HB・Bの鉛筆かシャープペン、消しゴム
  • 上履き:会場によって必要な場合があり、その場合は受験票に記載されます

【重要】使える電卓・使えない電卓(本番で詰まないために)

当日いちばん気をつけたいのが電卓です。日商簿記検定では、持ち込める電卓のルールが決まっています。

使えるのは「計算機能(四則演算)だけの電卓」です。次の機能が付いた電卓は持ち込めません。

  • 関数電卓・プログラム電卓(多機能なもの)
  • 印刷(出力)機能つき
  • 音が出る機能つき
  • 辞書機能つき

一方で、日数計算・時間計算・換算・税計算・検算(いずれも音が出ないもの)や、GT・メモリー機能(M+・M−・MRなど)はOKです。ふつうの「簿記用電卓」を選んでおけば、まず問題ありません。なお、スマホや携帯電話を電卓・時計の代わりに使うことはできません。電卓そのものの選び方は、別記事『簿記1級 電卓のおすすめ』にまとめています。

試験当日の流れ(時間割)

当日のおおまかな流れは次のとおりです。

時間帯内容
集合・説明受験番号・注意事項の確認
前半 90分商業簿記・会計学
休憩約15分
後半 90分工業簿記・原価計算
簿記1級 試験当日のおおまかな流れ(試験は計180分)

前半と後半の間には休憩があります。各90分をどう使うか(時間配分・解く順番)は、別記事『簿記1級の時間配分・解く順番』にまとめています。

前日までにやっておくこと

当日あわてないために、前夜のうちに準備しておくと安心です。

  • 受験票を印刷し、持ち物を前夜にそろえておく
  • 電卓の電池(特にボタン電池タイプ)が切れていないか確認する
  • 会場までの行き方と所要時間を調べておく
  • 上履きが必要か、受験票で確認しておく

当日の注意点とメンタル(4回受験の体験)

当日の過ごし方も、点数に意外と効きます。私が4回の受験で身につけたコツです。

  • 早めに会場に着いて落ち着く(遅刻して焦ると、実力が出せません)
  • 緊張するのは当たり前。最初の数分で全体を俯瞰してから解き始める
  • 1問に固執しない。取れる問題から確実に拾う

私も1回目は緊張でガチガチになり、28点でした。回を重ねるごとに「当日の過ごし方」も上達して、4回目で70点に届きました。準備と場慣れで、当日のメンタルは安定します。

試験が終わった後

  • 解答速報で自己採点し、手応えを確認する(ただし配点は確定ではありません)
  • 合格発表まで気長に待つ(1級は6月・11月の試験で、発表は後日)
  • 手応えが微妙でも、間違えた論点を振り返って次につなげる

簿記1級 試験当日に関するよくある質問

スマホを時計や電卓の代わりに使えますか?

使えません。スマホ・携帯電話を電卓や時計として使うことは禁止されています。時計が必要なら、通信機能のないシンプルな腕時計を持っていきましょう。

電卓は何台まで持ち込めますか?

電卓またはそろばんを1台だけです。予備を机に出しておくことはできません。故障が不安なら、信頼できる1台を普段から使い込んでおくのが一番の対策です。

遅刻したらどうなりますか?

試験開始後の入室には制限があります(会場の指示によります)。交通の乱れも想定して、早めに到着するのが鉄則です。

まとめ:当日の持ち物と電卓ルールだけは前日に確認を

  • 必須:受験票・電卓(1台)・顔写真つき身分証・筆記用具
  • 電卓は「計算機能だけ」。関数電卓・プログラム・印刷・音・辞書はNG
  • 流れは前半90分→休憩→後半90分。早めに着いて落ち着く
  • 終わったら自己採点、結果は気長に待つ

当日の準備は、前夜に持ち物をそろえておくだけで、本番の焦りが大きく減ります。あわせて『簿記1級 電卓のおすすめ』『簿記1級の時間配分・解く順番』もどうぞ。

ぶんぶん

当日の緊張は、結局『準備の量』で決まるんだよね。僕が4回受験でどう準備して本番に臨んだかは、Kindle本(『日商簿記1級勉強法【改訂版】』)にまとめてるから、よかったらどうぞ。

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この記事を書いた人

低偏差値高校卒業し、社会に出て『発達障害』と診断される。
人生逆転させるため心機一転、日商簿記検定に挑戦するが、簿記3級に4回落ちて絶望。
諦めず挑戦した結果、簿記の最高峰の『日商簿記1級』と『全経簿記上級』に合格する。

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