「学生のうちに簿記1級を取っておくと有利?」「高校生・大学生でも合格できるの?」——そんな方へ。
偏差値40から 4回受験して簿記1級に合格した私が、学生のうちに簿記1級を取る価値と、就活への影響、そして 難関ゆえの現実的な進め方まで、正直に解説します。結論から言うと、学生でも取れます。ただし難関なので、計画的に進めるのがカギです。
- 学生でも簿記1級は取れる。時間を確保しやすいのは学生の強み
- 会計・金融・経理志望なら、就活で大きな武器になりやすい
- ただし合格率10%前後の難関。2級→1級の順で計画的に
- 学業との両立には、効率重視の教材選びが効く

大学生・高校生でも簿記1級は取れる?(結論:取れるが難関)
簿記1級に受験資格はなく、年齢や学年の制限もありません。だから高校生でも大学生でも受験できますし、実際に学生で合格している人もいます。
ただし、簿記1級の合格率は約10%前後の難関です。学生だから簡単、ということはありません。学業やアルバイトと両立しながら、まとまった勉強時間を積み上げる計画性が必要になります。
ぶんぶん私は学生のときに取ったわけではないけど、4回受験して分かったのは『時間をどれだけ確保できるか』が合否を大きく左右するということ。その点、社会人より時間の自由がきく学生は有利なんだ。
学生のうちに簿記1級を取る3つのメリット
社会人になってからより、学生のうちに取るほうが有利な点があります。
勉強時間を確保しやすい
簿記1級は数百〜千時間規模の勉強が必要と言われます。仕事や家庭の責任が増える前の学生時代は、まとまった時間を作りやすく、難関に挑むのに向いています。
就活で強いアピールになる
合格率10%前後の難関を学生で突破した実績は、会計・金融・経理志望はもちろん、一般企業でも「数字に強い・努力家」の証明になります。
専門性の土台になる
簿記1級で身につく会計の知識は、公認会計士・税理士・証券アナリストなど、次の挑戦の土台になります。早く取るほど、その先に進む時間が増えます。
就活への影響(どんな分野で評価されるか)
簿記1級が就活でどう評価されるかは、志望する分野によって変わります。目安は次の通りです。
| 志望する分野 | 簿記1級の評価のされ方 |
|---|---|
| 経理・財務 | 実務に直結する知識として高く評価されやすい |
| 金融(銀行・証券・保険) | 決算書を読む力の証明として武器になりやすい |
| 会計事務所・税理士法人 | 会計の素養がある人材として歓迎されやすい |
| 一般企業(営業・企画など) | 数字に強い・努力家の証明として加点になりやすい |
特に 経理・財務・金融・会計事務所 を志望するなら、簿記1級は強い武器になります。一般企業でも、努力して難関資格を取った事実そのものが評価につながります。資格が将来どう役立つかは、別記事で詳しくまとめています。
学生が取るときの現実と注意点
いいことばかりではありません。先に知っておきたい注意点もあります。
- いきなり1級は難しい。まず2級まで固めてからが現実的
- 合格率10%前後の難関。短期間で甘く見ると挫折しやすい
- 学業・アルバイト・サークルとの時間の取り合いになる
- 1級は年2回(6月・11月)だけ。スケジュールの逆算が必要
簿記には3級・2級・1級があり、1級はその最上位です。それぞれの違いと、ステップアップの順番は別記事で解説しています。まずは自分が今どの段階かを確認しましょう。
学生向けの進め方(2級→1級・効率重視で)
学生が簿記1級を目指すときの、現実的な進め方を整理します。
まず3級・2級を固める
1級は2級の知識を前提にします。簿記が初めてなら3級から、2級まで取っている人は2級の理解を確実にしてから1級に進みます。
1級の全体像をつかむ
商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目を、まず一周して全体像をつかみます。範囲が広いので、最初から完璧を目指さないのがコツです。
効率重視で教材・講座を選ぶ
学業と両立するなら、独学より通信講座のほうが時間を節約できる場合があります。自分の生活に合う教材を選び、過去問演習まで回しましょう。
独学か通信講座かは、確保できる時間と相性で決めて大丈夫です。学生で時間が読めないなら、効率よく進められる通信講座も選択肢になります。



難関だと聞いて、学生の自分に挑戦できるか不安です…



偏差値40の私でも、4回かかったけど合格できたよ。学生は時間を作りやすいぶん、コツコツ続ければ十分とどく。怖がらず、まず2級から一段ずつでいいんだ。
4回受験者から学生へ伝えたいこと
私は1回目を 1,536時間かけて28点という結果から始め、55点→68点と伸ばし、4回目で 70点合格しました。偏差値40・特別な才能があったわけではありません。それでも積み上げで合格できたのは、諦めずに時間を投じ続けたからです。
学生の今は、人生でいちばん「自分のために時間を使える」時期かもしれません。簿記1級は難関ですが、才能ではなく続けられるかどうかで決まる試験です。早く挑戦するほど、合格の先にある選択肢も広がります。
よくある質問(FAQ)
- 高校生でも簿記1級は受験できますか?
-
できます。簿記1級に受験資格や年齢制限はありません。ただし2級の知識が前提になるので、まず3級・2級を固めてから挑戦するのが現実的です。
- 大学生が簿記1級を取ると就活で有利ですか?
-
志望分野によります。経理・財務・金融・会計事務所などでは大きな武器になりやすく、一般企業でも難関を突破した努力が評価されます。学生での合格は希少性が高い実績です。
- 学業と両立できますか?
-
可能ですが、計画性が必要です。簿記1級は数百〜千時間規模の勉強が必要と言われます。授業やアルバイトの合間にコツコツ積み上げ、効率のよい教材選びで時間を節約するのがコツです。
- いきなり1級から始めても大丈夫ですか?
-
おすすめしません。1級は2級の内容を前提とするため、まず2級まで固めてから1級に進むのが王道です。簿記が初めてなら3級から順番に進めましょう。
- 学生は独学と通信講座どちらがいいですか?
-
確保できる時間と相性で選んで大丈夫です。時間が読みにくい学生は、効率よく進められる通信講座が向く場合もあります。独学でも合格は可能ですが、過去問演習まで回せる計画が前提です。
まとめ:学生の「時間」は簿記1級の最大の武器
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 学生でも簿記1級は取れる(受験資格・年齢制限なし)
- 時間を確保しやすいのは学生の大きな強み
- 会計・金融・経理志望なら就活で強い武器になりやすい
- 合格率10%前後の難関。2級→1級の順で計画的に
- 才能より「続けられるか」。早く挑戦するほど選択肢が広がる
難関に聞こえるかもしれませんが、学生のあなたには「時間」という最大の武器があります。一段ずつ、コツコツ。あなたの挑戦を応援しています。



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