簿記1級は履歴書にどう書く?正式名称・記入例・何級から書けるかを解説

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「簿記1級を取ったけど、履歴書にどう書けばいいの?」「正式名称が長くて分からない…」——そんな方へ。低偏差値・高卒で4回受験し、簿記1級を取って転職にも活かした私が、履歴書での簿記1級の正しい書き方を、正式名称・記入欄・取得年月・記入例までまとめて解説します。結論を先に言うと、資格欄に「日商簿記検定1級 合格」と取得年月を書けばOK。細かいルールと、せっかくの1級を“活かす”書き方のコツまでお伝えします。

目次

まず結論:履歴書での簿記1級の書き方

履歴書での簿記1級の書き方は、次のとおりシンプルです。

  • 「資格・免許」欄に書く
  • 「日商簿記検定1級 合格」と記入する(正式名称でもOK)
  • 左に取得年月(合格証書の年月)、右に資格名を書く
  • 「取得」ではなく「合格」と書く

あとは細かいルールを順に見ていきます。

簿記1級の正式名称は?履歴書ではどう書く

日商簿記検定の正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催 簿記検定試験」です。とても長いですよね。

履歴書では、資格名は正式名称で書くのが基本ですが、簿記のように名称が長く知名度の高い資格は、省略した形でも問題ありません。次のいずれの書き方でも通じます。

  • 日本商工会議所簿記検定試験1級 合格
  • 日商簿記検定試験1級 合格
  • 日商簿記検定1級 合格

ひとつ注意点があります。簿記には「日商(日本商工会議所)」のほかに「全経」などもあるため、どの簿記かが伝わるように、頭に「日商」を入れておくのがおすすめです。「簿記1級 合格」だけだと、どの試験か分かりにくくなります。

履歴書のどこに書く?記入例

簿記1級は「資格・免許」欄に書きます。書式は「取得年月+資格名+合格」が基本です。

記入例は次のとおりです(取得年月+資格名+「合格」と書きます)。

取得年月資格名
2024年6月日商簿記検定1級 合格
2022年11月日商簿記検定2級 合格
履歴書「資格・免許」欄の記入例(年月は合格証書の日付を記入)

複数の級を持っている場合は、取得した順に上から並べます。2級・1級と並べると、段階的に積み上げた学習意欲も伝わります。

取得年月はいつを書く?

取得年月には「合格証書に記載された日付(合格した年月)」を書きます。受験日ではなく、合格が認められた日が基準です。

日商簿記1級は6月と11月に試験があり、合格発表はその後になります。手元の合格証書の日付を確認して記入しましょう。なお、履歴書全体で和暦か西暦のどちらかに統一するのもポイントです。

何級から履歴書に書ける?

簿記は3級から履歴書に書いてOKです。3級も、業種・職種を問わずビジネスの基礎知識として評価されます。

  • 3級:書いてOK(基礎知識のアピール)
  • 2級:実務で評価されやすく、積極的に書きたい
  • 1級:難関資格。文句なしで書くべき強い武器

複数の級を持っている場合、最上位だけでも構いませんが、2級→1級と並べると努力の積み上げが伝わります。

勉強中・受験予定のときはどう書く?

まだ合格していない場合は「合格」とは書けません。ここは正直に書くのが鉄則です(「合格」と書くと経歴詐称になります)。

勉強中の場合は、自己PR欄や資格欄で「日商簿記検定1級 取得に向けて勉強中」「○年○月 受験予定」のように、意欲として書くことはできます。学ぶ姿勢そのものが、十分なアピールになります。

せっかくの簿記1級を“活かす”書き方のコツ(4回受験者の体験)

資格欄に書くだけでは、正直もったいないです。自己PR欄や志望動機で「簿記1級をどう活かすか」に触れると、印象がぐっと変わります。

私は、4回受験して取った粘り強さと、会計の数字を読む力をセットで伝えました。「資格を持っている」だけでなく「これをどう使うか」を語れると、採用担当にも届きやすくなります。簿記1級が転職でどれだけ評価されるかは、別記事『簿記1級は転職にどれだけ有利?』にまとめています。

履歴書で簿記1級を書くときの3つの注意点

最後に、簿記1級を履歴書に書くときにありがちなミスを3つ挙げます。

  • ①「取得」と書いてしまう:簿記は試験に合格する資格なので、「取得」より「合格」が正しい表現です。
  • ②どの簿記か分からない:「簿記1級」だけだと日商か全経か伝わりません。頭に「日商」を付けて「日商簿記検定1級」と書きましょう。
  • ③勉強中なのに「合格」と書く:まだ受かっていないのに「合格」と書くと経歴詐称になります。勉強中は「勉強中/受験予定」と正直に書きます。

ささいなことに見えますが、採用担当は資格欄の正確さも見ています。正しく書くだけで、丁寧で信頼できる印象になります。

簿記1級を活かす自己PR・志望動機の例文

資格欄に書くだけではもったいないので、自己PRや志望動機でも簿記1級を活かしましょう。そのまま使って、自分の言葉に調整できる例文を3つ用意しました。

【経理職への志望動機】簿記1級で身につけた会計の知識を、御社の経理業務で実務として活かしたいと考えています。決算や財務諸表の作成に携わり、数字の面から会社を支える存在になりたいです。

【未経験・キャリアチェンジ】これまでの職種は会計と直接の関わりはありませんでしたが、簿記1級の学習を通じて会計の面白さを知り、専門性を軸にキャリアを築きたいと考えるようになりました。未経験ですが、学び続ける姿勢で早期に戦力になります。

【粘り強さのアピール】簿記1級は簡単に取れる資格ではなく、何度も復習を重ねて合格しました。目標に向けて地道に努力を続けられることは、仕事でも必ず活かせると考えています。

ポイントは「資格を持っている」で終わらせず、「それをどう活かすか」まで語ること。採用担当に、入社後の姿をイメージしてもらいやすくなります。

簿記1級の履歴書に関するよくある質問

簿記1級は履歴書で評価されますか?

されます。合格率10%台の難関で、特に経理・会計職では強いアピールになります。未経験でも「会計を学び切れる素地がある」ことの証明になります。

正式名称を略して「簿記1級」だけでもいいですか?

知名度が高いので略しても伝わりますが、頭に「日商」を入れて「日商簿記検定1級 合格」と書くと、どの簿記かが明確で丁寧な印象になります。

取得年月が分からないときはどうすればいい?

合格証書を確認するのが確実です。手元にない場合は、受験した回の合格発表の月(6月・11月試験の発表時期)を目安に記入します。

まとめ:簿記1級は「日商簿記検定1級 合格」+取得年月で書く

  • 「資格・免許」欄に「日商簿記検定1級 合格」+取得年月を書く
  • 正式名称は長いので省略可。頭に「日商」を入れると親切
  • 3級から書いてOK、2級・1級は積極的に
  • 勉強中は「勉強中/受験予定」と正直に。自己PRで活かす

履歴書は「書いて終わり」ではなく、どう活かすかまで考えると差がつきます。簿記1級が転職や将来でどれだけ強いかは、『簿記1級は転職にどれだけ有利?』『簿記1級は食いっぱぐれない?』もあわせてどうぞ。

ぶんぶん

履歴書に書けたら、その先で簿記1級をどう活かすかが大事だよね。僕が4回受験で取って転職や副業にどう効いたかは、Kindle本(『日商簿記1級勉強法【改訂版】』)にまとめてるから、よかったらどうぞ。

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この記事を書いた人

偏差値40の高卒。社会に出てから発達障害と診断され、人生を変えようと簿記に挑戦するも、3級で4回不合格と挫折続き。それでも諦めずコツコツ続けた結果、簿記の最高峰・日商簿記1級(4回目で合格)と全経簿記上級に合格。2026年6月には証券アナリスト(CMA)第1次試験にも一発合格しました。

「低偏差値でも、コツコツ続ければ受かる」を信条に、簿記1級・証券アナリスト・財務分析の勉強法と合格体験を、このブログとKindle書籍で発信しています。

資格:日商簿記1級/全経簿記上級/証券アナリスト(CMA)第1次レベル試験 合格(2026年6月)

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