「証券アナリスト1次って、何時間くらい勉強すれば受かるの?」「働きながらだと何ヶ月かかる?」——そんな方へ。
一般的な目安は 1次で200〜300時間ほどと言われます。私はというと、数字が苦手で理解に時間をかけたぶん、働きながら約1年かけて一発合格しました。この記事では、勉強時間の目安・科目別の配分・何ヶ月かかるか・働きながらの時間の作り方を、正直に解説します。
- 1次の勉強時間の目安は 合計200〜300時間程度(初学者の一般論)
- 3科目では証券分析(Ⅰ)が最もボリュームが大きい
- 私は数字が苦手で、働きながら約1年。簿記1級で財務分析の時間を節約できた

まず結論:1次の目安は200〜300時間。私は働きながら約1年
証券アナリスト1次の勉強時間は、初学者でおおむね200〜300時間程度が一般的な目安とされています(経済・会計の基礎があるかで変わります)。
ただし、これはあくまで目安。私は数字が苦手で、数式を「なぜそうなるか」から理解するのに時間をかけたので、働きながら約1年かけました。目安より長くかかっても、まったく普通です。
証券アナリスト1次の勉強時間の目安(科目別)
まずは一般的な目安を、科目別に整理します。
| 科目 | 勉強時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ⅰ 証券分析・ポートフォリオ | 150時間前後〜(多め) | 3科目で最もボリュームが大きい・計算が多い |
| Ⅱ 財務分析 | 100〜150時間前後 | 簿記の知識があれば短縮できる |
| Ⅲ 経済 | 100〜150時間前後 | ミクロ・マクロ+統計。苦手なら多めに |
ポイントは、証券分析(Ⅰ)がいちばん重いこと。計算が多くボリュームもあるので、ここに時間を厚めに配分するのが基本です。なお1次は年2回あるので、「春にⅠ、秋にⅡ・Ⅲ」のように科目を分けて受ける戦略もあります。
1次・2次トータルではどれくらい?
「証券アナリストの勉強時間」を調べると、もっと大きな数字(400〜600時間)を見かけることがあります。これは1次と2次を合わせた全体の目安です。2次レベルは、さらに別途200〜300時間ほどが目安とされます。
この記事の数字は“1次まで”の話です。私自身も今は1次に合格した段階なので、まずは1次の200〜300時間を一つの目標にするのがおすすめです。
私のリアル:働きながら約1年かけた理由
私は偏差値40の高卒で、数字も得意ではありません。だからこそ、丸暗記ではなく理解を優先し、結果として目安より長めの約1年をかけました。働きながらなので、まとまった時間でなく、すきま時間の積み上げが中心です。
1日ごとの具体的なスケジュール(平日・休日の使い方)は、合格体験記にまとめています。時間の“中身”を知りたい方はこちらをどうぞ。
科目別・時間のかけ方(簿記1級保有者は寄せ替える)
同じ合格でも、時間のかけ方は人によって変わります。私の配分はこうでした。
| 科目 | 私の時間のかけ方 |
|---|---|
| Ⅰ 証券分析 | 計算が多くボリューム大。3科目でいちばん時間をかけた |
| Ⅱ 財務分析 | 簿記1級が直結。最初から得意で、時間は軽めで済んだ |
| Ⅲ 経済 | いちばん苦手(初見53%)。直前に時間を寄せて80%超まで底上げ |
いちばん効いたのが 簿記1級です。財務分析(Ⅱ)は簿記の知識がそのまま使えて最初から得意だったので、その分の時間を、苦手な経済(Ⅲ)と重い証券分析(Ⅰ)に回せました。自分の得意・不得意で時間を寄せ替えるのがコツです。
何ヶ月で受かる?(働きながらの現実)
「何ヶ月か」は、1日に取れる時間で決まります。ざっくりの目安はこうです。
- 1日1〜2時間ペース → おおむね半年〜1年
- 休日にまとめて取れる → 期間を短縮しやすい
- 年2回の試験を活かし、科目を分けて受ける手もある
3ヶ月ほどの短期合格を狙う人もいますが、それは基礎がある人や時間を多く取れる人の話。働きながら・初学者なら、半年〜1年を見込んで、焦らず積み上げる方が安全です。
働きながら勉強時間を確保するコツ
社会人にとっては「時間をどう作るか」が最大の壁です。私が実践したのはシンプルなことでした。
- やる時間を生活に固定する(朝・通勤・昼・寝る前)
- まとまった時間でなく、すきま時間を積み上げる
- 疲れた日もゼロにせず、暗記や復習だけでも続ける
すきま時間は、積み上げると意外な量になります。たとえば、こんなイメージです。
| すきま時間 | 1日の目安 |
|---|---|
| 朝(出勤前) | 30分 |
| 通勤 | 20分 |
| 昼休み | 20分 |
| 帰宅後 | 30分 |
受験生働きながらだと、まとまった時間がなかなか取れません…



僕も同じだったよ。だからこそ『短時間×高頻度』。15〜30分のすきまを1日に何回も積み上げる方が、社会人には現実的だし続くんだ。
勉強時間を「短縮」するには
限られた時間で受かるには、ムダを削るのがいちばんです。私が時間を節約できた要因はこの4つでした。
- 簿記1級の知識で財務分析(Ⅱ)を時短する
- 通信講座で「何を・どの順で」の迷いを消す
- AIで分からない所を早く潰す(最後は公式テキストで裏取り)
- 過去問を反復し、出ないところに時間を使わない
特に過去問の反復は、時間あたりの効果が最も高い勉強です。過去問の具体的な使い方は別記事にまとめています。
よくある質問(FAQ)
- 証券アナリスト1次は何時間くらい勉強が必要ですか?
-
初学者でおおむね200〜300時間程度が一般的な目安とされます。経済や会計の基礎があれば短く、苦手なら長くなります。私は数字が苦手で、働きながら約1年かけました。
- 働きながらだと何ヶ月で受かりますか?
-
1日1〜2時間ペースなら半年〜1年が目安です。まとまった時間が取れなくても、すきま時間の積み上げで十分に狙えます。
- どの科目に時間をかけるべきですか?
-
ボリュームの大きい証券分析(Ⅰ)に厚めが基本です。簿記の知識があれば財務分析(Ⅱ)を時短でき、その分を苦手科目に回せます。
- 簿記1級があると勉強時間は減りますか?
-
減ります。財務分析(Ⅱ)は簿記1級の知識が直結するので、最初から得意科目にしやすく、その分ほかの科目に時間を回せます。
- 短期間(3ヶ月)で合格できますか?
-
基礎があり時間を多く取れる人なら可能です。ただ働きながら・初学者の場合は、半年〜1年を見込む方が無理がありません。
まとめ:目安は200〜300時間。自分のペースで積み上げれば届く
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 1次の勉強時間の目安は、初学者で合計200〜300時間程度
- 証券分析(Ⅰ)が最も重い。時間を厚めに配分する
- 働きながらなら半年〜1年が現実的。すきま時間を積み上げる
- 簿記1級・通信講座・AI・過去問で時間は短縮できる
- 目安より長くかかっても普通。焦らず続けることが大事
勉強時間は、才能ではなく積み上げです。自分のペースで、コツコツ時間を重ねていきましょう。



勉強時間の作り方も含めた合格までの全部は、Kindle本『数字が苦手でも一発合格 証券アナリスト1次』にまとめたよ。働きながら約1年で一発合格した過程を書いたから、よかったらどうぞ。








