どんな人でも、勉強していると、だんだんとモチベーションが低下していくものです。
モチベーションの維持についてきちんと対策をしておかなければ、合格が遠のいてしまいます。
特に、簿記1級のような難関資格を目指す場合は、勉強期間が長くなるためモチベーションを保つ重要性は高まります。
私は、日商簿記3級に5回目で合格し、日商簿記2級に1回目、全経簿記上級に2回目、日商簿記1級に4回目で合格しました。
簿記1級に関しては、3000時間という膨大な時間をかけてようやく合格できました。
これまでたくさんの不合格を経験したにも関わらず、簿記の最高峰に合格するまで継続できた私のモチベーションの保ち方を解説していきます。
受験生3000時間も…正直、モチベが続く気がしません。どうやって保ったんですか?



正直に言うと、モチベには頼らないのがコツ。僕が3級〜1級を続けられた『8つの保ち方』を全部見せるね。まずは全体像から。
- 取得する目的を考える
- モチベーションに頼らず、習慣化する
- 退路を断つ(公言して背水の陣)
- 分からない箇所を解決する
- 他の会計系資格も勉強してみる
- 会計の本を読む
- 今まで勉強してきた教材を眺める
- 合格後にやりたいことを決めておく






取得する目的を考える
私が日商簿記1級を取得したかった目的は、「何もない自分を変えたかった」からです。
ポンコツとしての人生を歩んできた私は、日商簿記1級の資格を取得して、こんな人生からは抜け出したいと思ったのです。
その思いが強かったので、何回不合格になっても、諦めずに継続することができました。
取得する目的が明確な人は強いです。
モチベーションに頼らない!やる気はなくてもやる
最初はどんなにモチベーションが高くても、時間が経つにつれて低くなっていくものです。
私も、勉強を始めた当初から、モチベーションは徐々に低くなっていきました。
勉強を継続するには、モチベーションに頼らず、習慣化して自動走行するのがお勧めです。
習慣化のコツは、『やる気のない時も勉強をする』こと。
毎日決まった時間に勉強することで、「今日は勉強したくないからやらない」ということがなくなります。
簿記は継続が命です。
コントロールが難しいモチベーションに頼っていては合格は遠のきます。
退路を断つ!排水の陣で挑もう
私は、周りの人に「簿記1級勉強している」と公言して、後に引けない状況を意図的に作り出していました。
公言することで、「あんなに勉強して受からなかったら恥ずかしい…絶対受からなきゃ」と思うことができたのです。
また、たくさん時間を投下すればするほど「合格しないと今までの時間がもったいない」という気持ちが生まれ、本気で合格へ向かうことができました。
このように、”やらなきゃいけない状況”を作り出すことはおすすめです。




分からない箇所を解決する
分からないところが出てきて、理解できずに不正解を繰り返すことでモチベーションが下がってしまったときは、その分からないところを解決することでしかモチベーションを維持できません。
そういった場合は友人に聞いたり、講師に聞いた、調べたりして分からないところを解決しましょう。
簿記は同じような考え方が繰り返し出てきます。
分からないまま先に進むと必ずまた分からなくなってしまいます。
分からないところを自分で解決できない場合はモチベーションの維持は困難です。
何とかして解決することが大切です。
他の会計系の資格を勉強をしてみる
私は、日商簿記1級の勉強の途中で、たくさん寄り道しました。
会計士のテキストや問題集を使って勉強したり、税理士の簿記論、財務諸表論の講座に申し込んで勉強しました。
同じ問題集を繰り返し解くのも良いのですが、それではモチベーションの維持がなかなかできません。
新しい問題や、違う視点からの問題を解くことによって、新鮮さを味わうことができます。
会計の本を読む
会計の本を読むことは本当にお勧めです。
特に、学者さんの本は、少し難しい表現も多いのですが、理解に繋がります。
例えば、桜井久勝先生著の『財務会計講義』は、財務会計の本質を分かりやすく解説してくれています。
会計本を読むことは、一見遠回りに思われるかもしれませんが、案外近道だったりします。
理解しながら勉強することは、モチベーションアップ効果も高いのでお勧めです。
しかし、直接的に試験合格に繋がるわけではないので、なかなか時間が取れないという方は無理して読む必要はありません。
今まで勉強してきた教材を眺める
モチベーションが下がってきたときは、これまで勉強してきた道のりを見てみるのも効果的です。
これまで読んできたテキストや解いてきた問題集を見てみると、かなりの量になっているはずです。
計画表などを確認してみてもこれまでの勉強の過程が確認できます。
これらを見ながら自分を褒めてあげてください。
そもそもこれまでの勉強量が多い人と少ない人はどちらが合格に近いのでしょうか。
明らかに「多い人」のはずです。
そういう意識で見てみてください。
たとえ点数は伸び悩んでいても、自分は合格に近いことが感じられるのではないでしょうか。
合格後にやりたいことを決めておく
合格後の先の目標や、やりたいことを決めておくというのはめちゃくちゃおすすめです。
合格後の楽しみを作っておくことで、「次は絶対合格して、もっといろんなことを勉強するんだ」とモチベーションアップに繋がるからです。
私は合格したら『財務分析』をすることと、会計の本をたくさん読もうと決めていました。
日商簿記1級を勉強していたら、書籍の理解度もさらに上がり、会計がもっと楽しくなります。
よくある質問(FAQ)
- 簿記1級の勉強が続かないときはどうすればいいですか?
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やる気に頼らず「やる時間と場所を決めて機械的に始める」のが効果的です。退路を断つ・合格後にやりたいことを決めるなど、続ける仕組みを作ると波に左右されにくくなります。
- モチベーションが切れてしまったらどうしますか?
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完全に止めず、量を減らしてでも毎日触れることが大切です。会計の本を読む、過去の教材を眺めるなど、ハードルの低い行動で学習との接点を切らさないようにしましょう。
- 長期戦の簿記1級を乗り切るコツはありますか?
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「絶対に受かりたい」という目的を言語化し、小さな前進を積み重ねることです。点数が伸びている事実を記録すると、苦しい時期も前を向けます。コツコツが勝つコツです。
最後に:「絶対に受かりたい」という気持ちが合格に導く
簿記1級は難関資格で、長期の勉強期間を要します。
なので、自分なりのモチベーションの保ち方を確立しておいた方がいいです。
私は、なかなか合格できずに約2年間かかりました。
テクニックも大事ですが、2年間モチベを高く保てた一番の理由は「絶対に受かりたい」という気持ちでした。8つの工夫は、その気持ちを支える道具です。
その間モチベーションを高く保てたのは、「絶対受かりたい」という気持ちがあったからです。
今回、ご紹介したモチベーションの保ち方を実践して、是非、合格まで突っ走ってください。
私は、あなたの日商簿記1級合格を心より応援しております。
最後までご覧いただきありがとうございます!



モチベが落ちても大丈夫。落ちる前提で『習慣』と『目的』で走る。3級5回・1級4回落ちた僕でも続けられた。あなたなら、きっと続けられる。







ここまで読んでくれてありがとう。勉強法と4回受験の体験を一冊にまとめたKindle本も出してるよ(『日商簿記1級勉強法【改訂版】』)。低偏差値・発達障害の僕が4回目で受かるまでの全部を書いたから、よかったら合間にどうぞ。














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